ぽっきいブログ

ぽっきいが語るマッチングアプリ体験記

仙台在住・サエコさん(仮名)その③

俺が淫汁マフィンを食べさせられた初回面談のあと、サエコさんは毎日LINEを俺にくれた。

 

普通、毎日LINEをしているとどうなるだろう?

 

俺の感覚では、お互いに慣れてくるし、お互いの生活の雰囲気も見えてきて、素直に感情を表現するようになるんじゃないかな?

 

でもサエコさんは違った。

 

LINEをするたび、俺の苛立ちがつのる。

 

理由は二つ。

 

ひとつは、共通の認識のもとで会話をする習慣がないこと。

 

ふたつめは、マウンディングの癖が染みついていること。

 

共通の認識のもとで会話をするっていうのは、たとえば、

「先日話題にあったパワハラ上司と今日は飲み会だよ」とか

「前に相談していた、親の借金の件で弁護士に相談に行くよ」とか

お互いが知っていることを話題に出すのが普通だよね。もし相手が知らなかったら、最初に説明や解説から入る。

 

この人はそれがない。

 

「今日は恵美ちゃんと素敵なセッション♡」とか

「昨日はコーヘイさんが声をかけてくれたの」とか

 

は?誰それ?興味はないけど意味も分からん。って感じになる。

素敵なセッションってなに。コーヘイさんが声かけたって、それ誰。なんでもいいけど会話をするなら説明しろよ。

 

おばちゃんってこんな感じだよなと思うんだが、かといって、お互いに知っていることについて話題をすることはしない。

 

「この前のカフェで飲んだコーヒーは安い割に美味しかったね」と言うとそれに対して返事はない。

そのくせ、「今日はハッピーな朝なの~レッツエンジョイ♡」とか気持ち悪すぎる返事が来る。

 

カフェで会った時も十分気づいたが、まともな会話をする訓練が全く出来てない。どうやって生きてきたんだこいつ。

 

もうひとつ、マウンティングの癖がある。

 

これもまたむかつく性格で。

 

こいつとコミュニケーションを密にする意味はないんだが、俺が家で栗ご飯を作ってみたことがあったので完成品の写真を送ってみたんだ。

 

正直、下処理が下手で栗の色合いが良くない。でも味は上出来だった。

 

「へたくそだけどね、旨かったよ」と送った。

 

普通は、「下手じゃないよ」とか「男のわりにマメだねw」とか「今度食べさせて」とか、そんな反応だよな。

 

こいつの反応はこう。

 

「ふふふ。下ごしらえが下手ね。練習するとうまくなりますよ」

そして、自分が作ったらしき綺麗な栗ご飯の写真を食ってくる。

 

「上手だね、すごいな~」と俺が言ってあげると、こう返事が来る。

 

「ふふふ。わたしは夫と彼を喜ばすために料理は頑張ってるの」

 

はい、自分語りのおっさん。

 

ほんとおっさんだよな。どうやって生きてくれば、こんな初老のおっさんになれるの。

 

相手をお世辞でも褒めることができない。

 

相手のコミュニケーションを踏み台にして自分語りを始める。

 

部下の相談事を利用して説教始める上司みたいなもん。

 

正気なのこいつ。

 

しかも全部、メルヘンの世界に持っていく。不倫の恋をしている素敵な女、不倫をしても手抜きをしない優秀な妻、みたいなセルフイメージを承認してほしいためだけに、他人とコミュニケーションする。

 

この女と会話する価値は一切ない。

 

そう判断して、もう無視しても良かったんだが、もう少しブログのネタ作りにしようと絡むことにした。

 

まともな会話をする価値がないので、ネタ作りとして俺も突拍子もないコミュニケーションを心がけるようにしてみた。

 

「朝立ちんこをしゃぶってください」

 

若い女をおかずにオナニーしました。肉便器になってくれませんか」

 

「うんこにスイートコーンが混ざっていたのでつまんで食べました」

 

「肉便器の人妻に中出ししたいです」

 

サエコさんの入った後のお風呂は出汁が出てますか?もしかしてカツオ出汁?しょっぱそうですね」

 

もうキチガイ

 

でもサエコさんは反応は尋常じゃない。

 

サエコ:「ねえ、あなたは女性に愛の言葉をささやくことはしないの?」

 

既婚者にかよ。なんで愛してるとか言わなきゃならねえの。

 

ぽ:「愛してるのでうんこ食べてください」

 

サエコ:「もう。困った人ね。わたしを抱きたいの?」

 

なぜそうなるんだろう。本当に食うつもりなのか。

 

俺が言ったことはきっと脳まで届いていない。

 

この人の驚くところは、LINEを2か月くらい無視して、こちらから突然またLINEしても返事が秒で返ってくるところ。

 

普通は、なんで放置するの!って怒るんだろうけど。

しかも俺は一切まともなことは言わなくなってるのに。ちんこ、うんこ、まんこしか話題にしない。

 

きっと、脳みそが沸騰していて自分のことしか見えてないおばちゃんだから、他人からLINEが届いたかどうかなんて興味がないんだろう。

 

脊椎反射おばさんだよ、ほんと。

 

この人、何度も俺に会いたがる。

 

「いつ、愛してくれるの」

「来週、オンナにしてくれる?」

「わたし、期待でおっぱいがもっと大きくなってきたの」

 

そんな調子。

 

全部しかと。俺は返事もしない。

返事をしなくてもなんとも思わない人に語る愛はない。

そもそも既婚者を相手にするほど俺もモテないわけじゃない。

 

Twitterのこの人のアカウントを見ると、相変わらず、不倫相手にちんぐり返しをしてアナルに指を突っ込みながら金玉舐めてるし。

Twitterを開くと自分を解放したくなるのかよ。

 

この人の愛というものがよく分からない。

 

ところが、この不倫愛の相手が音信不通だということを最近聞いた。

 

「外国で何かあったのかも」と言う。

 

返事はしなかったが、キチガイ便器は使い捨てだろと心で思っていたが、我慢できずにそう言った(笑)

 

ぽ:「キチガイ便器だから飽きられたんだよ。キモいね。」

 

サエコ:「きっと。。。わたしのことを思ってのことよね。夫とこれ以上不仲になったらわたしが不幸になるから。それで身を引いたのかもね。やさしいひと。でもきっとあの人は泣いて連絡を我慢してる。」

 

また会話になってないし、メルヘンだし。

 

まあ、それでも、キチガイ便器おばさんからはいまだにLINEは来る。

 

返事をするのは100個のメッセージに一言のペース。基本無視。

 

最近は婚活アプリで新しい既婚者を見つけたそうで。返事はしないけど。

 

お前ら、既婚者のくせに婚活アプリやるんじゃねえよって。

 

 

 

 

次回は、「松戸市在住・ワカナさん(40歳)の場合」です。