ぽっきいブログ

ぽっきいが語るマッチングアプリ体験記

マッチングアプリでストーカー被害に遭わないために

マッチングアプリでストーカー被害

 

こんにちは。ぽっきいです。

 

ひさしぶりにこちらでブログを書きます。

 

今日のテーマは、マッチングアプリでストーカー被害に遭わないために」です。

 

みなさんはストーカー被害に遭ったことはあるでしょうか。たぶん経験者は全世代で数パーセントと、ごく少数だとは思います。もしかしたら加害経験のある人もここを読んでいるかもしれませんし、加害、被害の両方を経験している人もいるかもしれません。

 

ストーカー被害の経験がない人はみな、ストーカー被害=モテる人の自慢、と考えがちです。卑屈な人は「私はそんなモテたことがないし」とか「ストーカーに遭ってみたいわ」とか言ったりするんです。

 

ストーカーに遭い恐怖に慄いているのに、周囲に相談したら自慢だと思われてしまった・・・なんてことはめずらしくありません。

 

ぽっきいもストーカー被害に遭ったことがあるので強く言うんですが、

 

ストーカーは「モテ」ではありません。「通り魔」です。

 

(ちなみに言うと、不倫もまた「モテ」ではなく、「交通事故」なんですけどね)

 

このストーカー被害、通り魔である以上、どこにでもきっかけがあります。被害者が男性であっても、女性であっても、場所や時間、年齢、職業、外見などにさほど共通性はありません。こんな人が、と思うような人が豹変してストーカーになるのです。

たとえば・・・

 

  • 仕事の取引先や顧客
  • 店に買い物に来る客
  • いつもスーパーで見かける人
  • 駅で毎朝見かける人

 

そんな何気ない日常の中で接触した人が、突然牙を剥くわけです。男女で差があるとしたら、男性はターゲットの女性と会話がなくてもストーカーになるのに対し、女性は必ず何かしらの会話がスタートになることでしょうね。

 

会話の有り無しはあったとしても、相手に対する関心が少しでも生まれると、それが恋愛ではなく執着心みたいなものに直結するのがストーカーの特徴かもしれません。「ストーカーされるほど好かれている」とか「ストーカーされるほど愛されている」ということは全くありません。

加害者にとってターゲットのことは、実は好きではないのです。ここ、大きなポイントです。

 

ストーカーは、ターゲットのことを別に好きではない

 

これって、ものすごい理不尽さなんですよ。好きでもないのに、そして交際してもいないのに、突然ものすごい強さの執着心の棍棒で殴り掛かってくる、それがストーカーです。

 

そしてストーキングの舞台はマッチングアプリに・・・

 

最近、マッチングアプリが大人気です。見知らぬ人たちがアプリの中でうごめき、出会うわけです。ご存じの通り、ほんの短いコミュニケーションだけで疎遠になることもあれば、長い期間メッセージのやり取りをしたのに会えずに終わることもあります。

 

その「出会いたい人達」の行き来があるアプリという大通りで、ストーキングの事故が起きています。それもものすごい件数で。

 

マッチングアプリが流行り出したのは2015年頃からだと思います。それ以前、2000年~2015年くらいまでは、いわゆる出会い系サイトが主流でした。これは完全に遊び目的のウェブサイトで、セフレや売春(買春)、援助交際などが主な目的の、アングラの存在でしたよね。

この出会い系サイトの時代は実はストーカー被害は決して多くはなく、マッチングアプリが流行り出してから深刻化した背景があります。

 

その理由は、マッチングアプリが良くも悪くも市民権を得ているということが考えらえます。出会い系サイトだったら登録しなかったような人たちが大勢利用しているのが原因のひとつです。

たとえるならば・・・夜の繁華街、暴力団事務所の前で爆竹を鳴らす人は皆無ですよね。それをやったらとんでもないことになると知っている人が、繁華街に遊びに行っているからです。

でも、夜遊びなんてしたこともなく暴力団も知らないというひとたちが、深夜に泥酔したらどうなるでしょうか。つい調子にのって爆竹を鳴らしてみたら暴力団事務所の前だった、なんてことになりかねません。

 

あるいは、風俗店に行った男が風俗嬢にストーキングをすることはマレです。なぜなら利用者の多くは風俗店には男のスタッフも大勢いるし、その先にはケツモチがいるからです。クレームは言ったとしても、洒落にならないような加害行為はしません。

 

マッチングアプリでは緊張感を持たない人たちが結構いて、ストーカー体質の人達のスイッチが入りやすくなっているのだと思います。

 

マッチングアプリでのストーカー事例

 

マッチングアプリで起きたストーカー被害の事例をふたつ紹介します。

 

会ったこともないのに執拗に付きまとう中年男・・・

マッチングアプリでストーカー被害

Yさんは37歳の女性です。7年前に離婚して子供一人を育ててきました。子供が大きくなったことで、自分もまた恋愛をしたいと思うように。

仕事はフィットネスのトレーナーをしているので、マッチングアプリのプロフィール写真には、筋トレやヨガ、ランニングをしている写真を載せていました。引き締まった身体や活動的な性格からマッチングが多く、たくさんの男性とやり取りをしていました。

中には数回のメッセージで会わないなと思ってフェードアウトした人も大勢います。

 

ある日のこと、いつものように近所の河川敷をランニングしていると、声をかけてきた中年男性がいました。50代後半くらいでしょうか、いやに格好をつけた印象の、気取った男でした。

「Yさんですよね?」と突然言います。

「え?誰ですかあなた」驚くYさん。

マッチングアプリでやり取りしてた、ユージです。会えてうれしい!」

 

凍り付くYさん。Yさんはこの男に自分の素性を教えていないはず。やり取りしたのはほんの数往復のメッセージで、自慢話ばかりする退屈な男だったのでフェードアウトしたのです。

しかしこの男、いわゆる「特定」が趣味で、プロフィールの写真などから本人のランニングコースを特定。そこで毎日待ち構えていたようなのです。

怒りと恐怖に襲われたYさん、何も言わずに走って逃げました。

 

驚くことに、その男はYさんに声をかけるまえに尾行をして自宅や職場まで特定していました。職場のフィットネスクラブに入会してきたり、Yさんが仕事をしている間に自宅を訪問して子供にお菓子をあげたりするのです。

しまいには職場の同僚に「Yさんが自分とセックスしたのに冷たい」とか「フェラチオが上手い」とか嘘まで言いふらすようになったのです。同僚にはストーカーだと弁明したのですが、同僚の女性は「Yさんはモテるから大変ですね・・・」とからかうだけ。

 

結局、警察に相談をし中年男に厳重注意をしてもらいました。警察官から訊いたのは驚くような情報でした。Yさんは東京の台東区の在住なのですが、ストーカーの男は東京在住だと偽っていて、実は神戸に住んでいたそうなのです。しかも既婚者。

わざわざ神戸から何度も東京にやってきてストーカーするとか・・・Yさんは恐怖でアプリを辞めてしまいました。今後、二度とネットで男性と知り合うつもりはありません。

 

言うことが全て嘘。男性の仕事を妨害し嫌がらせをする中年女・・・

マッチングアプリでストーカー被害

 

Hさんは、42歳の男性です。大手企業に勤務し未婚独身で10年ほど恋人がいません。ネットで広告を見てマッチングアプリに登録したものの、なかなかマッチングせずうまくいきません。希望は自分よりも3歳程度年下の女性でしたが、いいねをくれるのはみな50代後半の女性です。中には60代もいます。

 

同世代とは全くマッチングしないため、試しに57歳の女性とマッチングしてみました。やけに喜ぶ女性。メッセージのやり取りを始めましたが、違和感があります。話の内容が全て薄っぺらいのです。

「先週はオーストラリアで商談をしてきた」「前の職場はニューヨークだった」「2年前に別れたのは会社経営者の27歳で、プロポーズされたが断った」などなど。何もかもが解像度が低く、次第にゲンナリしはじめました。

LINEの交換もしていましたが、とてもじゃないけれど会う気にはなれません。もうやりとりはやめようと思ってお断りしたのですが・・・

 

やはりその中年女性はHさんの勤務先に登場。「彼女だけど連絡が取れない」と同僚に言ったそうなのです。誠実にやり取りをしようと思い、職場を教えていたのが間違いでした。勤務先の同僚からは「あのおばさんに手を出したのかw」と笑われました。それだけならいいものの、今度はFacebookの情報を見て、大事な取引先にも「Hさんとコンタクトを取りたいので連絡先を教えて欲しい」と言う有様。

さすがにこれについては取引先から職場にクレームが入りました。

 

57歳女性に電話をかけ「やめろ」ときつく言いましたが、ストーカーはきつく言われるほどに喜ぶものです。会ったことがないのにストーカーに遭うとか最悪だと嘆きましたが、やむ気配がありません。

結局は警察に相談。やはりここでも、相手女性が話している素性は全てウソだということが分かりました。現在無職、未婚のシングルマザー、住んでいるのはボロボロの公営団地。Hさんはマッチングアプリなどもうやりたくないと思っています。

 

こんな人がストーカーになりやすい

あくまでもぽっきいの経験から話すだけですが、ストーカーになりやすい人には男女ともに次のような特徴がある気がします。

 

  • ウソをつく癖がある
  • 解像度の低い自慢話をする
  • スピリチュアル系の話が多い
  • 親しくなるまでのハードルが低い
  • すぐに運命を感じてしまう
  • 未婚独身
  • 離婚時の状況がまともじゃない
  • 低所得
  • 会話のキャッチボールができない
  • 小さなことにしつこくなる
  • 教養がなく幼稚

 

総じて、「理屈が通らない行動が多い」です。自分を客観視できないのでしょう。ちょっと精神疾患を疑ってしまうほど判断力が狂っている側面が見え隠れします。

たとえば、毎日同じものを食べていたり、料理が異常に下手だったり、多重債務だったり、知人友人から借金をしてまで不倫やギャンブルに費やしていたり、子供へのネグレクトあるいは子供に執着していたり。

 

早めに違和感に気づくことが大切でしょう。切るのが遅くなるほどしつこくなります。

 

ストーカー防止のために、アプリでしてはいけないこと

 

マッチングアプリをやるうえで、ストーカーに遭わないためにやるべきこと、してはいけないことがあります。

 

  • 会うまで個人情報を伝えてはいけない
  • 会っても個人情報を伝え過ぎない
  • LINEは会ってもしばらく教えない
  • 職場、電話番号、住所を伝えてはいけない
  • プロフィールの写真の背景で特定されないようにする
  • 違和感のある相手と長引かせない
  • やりとりした相手のプロフィールや写真は保存しておく
  • 無断で職場や自宅に来るようならすぐに警察に相談する

 

ほんとうは、こんな疑い深いと出会いは楽しくないもんですよね。会う前から天真爛漫に個人情報を教えても、別に問題が起こらない人がほとんどなのに。

 

しかし、中には危ない人たちが男女ともにいます。

 

突然、執着心のスイッチが入り、ストーカーをしているという自覚もなくしつこい絡みが止められない人。しつこくなればなるほど嫌われるという事実に気づかないのがすごいのです。

 

もしストーカー被害に遭い、恐怖を感じたとしたら、迷わず警察に相談してください。今は警察も親身になって対応してくれます。

 

今回の記事はここまで。読んでいただきありがとうございます。

 

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